日本核物質管理学会 第3回研究会「包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)国内監視体制と北朝鮮による核実験の監視活動」(3月19日)開催のご案内(3月14日更新)
終了しました。
日本核物質管理学会(INMMJ)では、第3回研究会を日本原子力学会核不拡散等連絡会との合同研究会として、下記のとおり共同開催いたします。是非、奮ってご参加下さい。また、研究会終了後同会場にて学生および若手研究者を対象としたキャリアセミナー・企業説明会を同じく共同開催いたしますので、こちらにも奮ってご参加下さい。
記
テーマ | 包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)国内監視体制と北朝鮮による核実験の監視活動 |
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講師 | ・外務省 軍縮核不拡散・科学部 軍備管理軍縮課 大工原彩 様 ・日本原子力研究開発機構 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター 技術開発推進室 山本洋一 様、木島祐一 様 |
日時 | 平成30年3月19日(月) 13:00~14:30 |
場所 | 東京工業大学大岡山キャンパス 西9号館 2階 コラボレーションルーム (建物エントランスを入ったところが2階です。) |
参加費 | 学会員、非学会員を問わず無料 |
参加申込 方法 |
参加申込書をダウンロードし、核不拡散等連絡会事務局 木村祥紀 様 ( kimura.yoshiki@jaea.go.jp )宛てにEメールで送付願います。 |
参加申込 締切日 |
平成30年3月14日(水) (ただし、会場定員50名になり次第締め切りとさせて頂きます。) |
内容 | 地球上のあらゆる場所での核実験実施を禁止し、加盟国がそれを順守していることを検証する体制の確立等を規定した包括的核実験禁止条約(CTBT)が1996年に国連で採択され、現在、条約に規定された国際監視制度(IMS)の整備が進められ、実質的な核実験監視体制が確立しつつある。我が国においては、日本原子力研究開発機構(JAEA)などが、放射性核種や地震波などの監視を行う観測所や世界各国の観測所から送付される試料の詳細分析を行う実験施設を整備し、核実験監視のための技術的要件を満足する施設としての認証を得て運用を行っている。また近年、北朝鮮が核実験を多数実施していることから、近隣国である我が国の観測所の位置づけが非常に重要なものとなっている。 本研究会は、我が国における包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)と国際監視制度の概要、国内監視体制に係る取り組みの現状と今後の課題、また近年の北朝鮮による核実験の解析結果について、各々の分野の専門家の方にご講演いただき、関連学会という立場から、関係者間での情報共有を図ることを目的として開催する。次 第: ・開会挨拶(核不拡散等連絡会) ・ご講演 計75分(各25分) ① 日本の核軍縮外交と核実験の禁止 ② 国内監視体制に係る取り組みの現状と今後の課題 ③ 近年の北朝鮮による核実験の解析結果 ・質疑応答 約25分 ・閉会挨拶(日本核物質管理学会) |